片岸兄弟を支える会 メンバーの声

日本国民救援会北九州総支部 事務局長 河野よう子さんの声

片岸兄弟を支える会

「片岸兄弟を支える会」のメンバーは片岸賢三君(片岸みつ子さんの夫)と小学校の頃からのつきあいをはじめ、極めて親しく付き合いをしてきたものばかりです。

「片岸兄弟を支える会」が発足したのは被告である片岸みつ子さんの夫である故片岸賢三君のお通夜のときです。それまで、片岸みつ子さんが犯人であるとする警察が片岸賢三君と付き合いのあった友人に対しても聞き込みをしていましたが、友人達は警察に対して、こぞって、「みつ子さんは犯人ではない」と伝えているのです。片岸賢三君の生前に賢三君の友人達が飲んだことがあったのですが、そのときの賢三君は警察の張り込みや警察の捜査について話をしていました。賢三君の性格を子供の時から知っている友人達は、もし、彼がみつ子さんに対して少しでも犯人ではないかというような思いがあったなら、絶対このような場にきて、事件のことを話せるような人物ではないことをよく知っています。従って、我々は、みつ子さんは絶対犯人ではないということを強く感じているのです。

私達はみつ子さんが逮捕され、その上、賢三君が亡くなったことに対して、また、同 年齢の子を持つ親として、子供達のこれからの立場を考えると、どうしても子供達を支えていかなければならないと感じていました。通夜の席で誰とでもなく友人から、是非子供達の支えになろうという話が出て、その場で「片岸兄弟を支える会」を立ち上げました。

警察は家宅捜査の際に「片岸兄弟を支える会」のメンバー表を押収し、そのメンバーのところへ行って、みつ子さんは絶対犯人だという説得を試みました。しかし、誰一人として警察の言い分に納得した人はいません。警察は最後には「みつ子さんは自白をしたいのに片岸兄弟を支える会があるので自白ができない」といって、支える会を解散してくれというようなバカバカしいことまでも言ってきました。私達は今後もみつ子さんが無罪を勝ち取るまで片岸兄弟を支えていく所存です。よろしく応援をお願いいたします。

日本国民救援会北九州総支部

事務局長 河野 よう子

私が引野口事件のことを知ったのは、救援会北九州総支部の支部長でこの事件の弁護団の一人でもある秋月愼一弁護士から「ひどい冤罪事件がある」と紹介されたからです。そのころはまだ窃盗と威力業務妨害で逮捕、起訴されている頃で、弁護団は殺人・放火で起訴させてはならないと一生懸命でした。はじめて裁判を傍聴した時はまず傍聴の人の多さに驚かされました。公判後の報告集会ではみなさんが「何故いつまでも釈放されないのか。微罪の裁判にいつまで勾留させておくのか」と弁護士さんたちに詰め寄っている人々の姿に感激しました。「片岸みつ子さんは、ずいぶん信望の厚い人なのだ」というのが第一印象でした。

「弁護団が現場を見に行くが一緒に行ってみないか。」のお誘いを頂き、参加させてもらいました。その時「こんな立派な家(梁や床柱の大きさに驚かされました)まして自分が生まれ育った思い出の詰まった家を簡単に放火などしないのでは」とまず思いました。そして裏のガラス戸には鍵も充分かけてはいなかったと聞き、「泥棒しようと思えば簡単では」とも思いました。

後日救援会で検討のための現地調査を行ないましたが、その時に「日頃はここに駐車して出入りしていた」と説明されたところは本宅の玄関前で木立のなかを少し入り込み、前には公園があり、人通りも少ない所でした。そして放火したときの出入り口として案内されたところは、反対側の新宅の駐車場で道を挟んで7階建てぐらいのマンションのある所でした。放火したとされる時間 ( 夕方5時過ぎ ) にそんな人目につきやすい場所に車を停めるなど信じられないとも思いました。

同房者の供述が唯一の証拠として ( それに合わせたような鑑定がありますが ) 片岸さんは殺人・放火で起訴されました。裁判では法廷での約束を反故にして弁護団の猛反対をおしきり強行された同房者の証言、また、3月23日から24日の間に死亡し、その後放火されたとする鑑定をした医師の証言を聞き、何度も救援会で研究会を開きました。そして、救援会福岡県本部では片岸みつ子さんが犯人ではありえないと確信し、中央本部にこの事件に対する支援決議を申請しました。

そして、「真相を知る会」や「学習会」を開催し、息子さんの和彦さんの時間が許す限り訴えの機会を持ちました。そういう運動の中で会員さんや会友の方々は無罪の確信を深め、支援の輪がだんだん大きくなっています。

「接見禁止解除と保釈を求める署名」にも取り組み、2006年6月末にやっと接見禁止が解除されました。私は嬉しくて早速小倉拘置所に面会に行きました。はじめてお会いして片岸みつ子さんは涙を流して喜んでくださいました。そして片岸さんは私が想像していたとおり、しっかりした美人のそれでいて普通の奥さんでした。妻であり、母であり、お母さんの娘さんでした。家族の幸せのために一生懸命くらし、「犯罪などは私には関係の無い遠いこと」となんの疑問も抱かず生活してきた女性でした。こんな普通の女性が他人の供述だけで裁判にかけられる。この事件の恐ろしさはここに一番あると思います。

いま救援会では支援決議がされ、7月末開かれた全国大会で片岸和彦さんが訴えられ、多くの所で知られるようになりました。昔「松川事件」というえん罪事件の裁判主任弁護人だった岡林辰雄氏は「裁判の主戦場は法廷の外にある」という名言をされました。一人でも多くの人にこの事件を知っていただき裁判所に「無罪」判決をださせるために頑張っていきたいと思っています。

是非みなさんのご支援を心からお願いいたします。

片岸さんの裁判に対して、公正な審理を行い、無罪判決を求めるために署名を 集めています。多くの署名を集め、年内に民意を裁判所へ届けたいと考えていま す。皆さんのご協力を宜しくお願い致します。

支援会のご案内

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片岸兄弟を支える会
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2-5-2
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